クライミングホールドの屋外設置


GCH製のクライミングホールドは、屋外に設置できます

クライミングホールドの屋外設置についてご質問を頂く事がありますが、まず、設置に関しては、可能、という事をお伝えします。

ただ、クライミングホールドに限らず、プラスチック製品は
・紫外線
・水分
・温度変化
・微生物の活動
などによって劣化していきます。
これは、屋外に放置されたプラスチック製玩具などが退色したり、もろくなっているのを想像していただければ、ご理解いただけるのではないかと思います。
一般的に、クライミングホールドは屋内のジムにて設置することを前提に製造されているものである、と言う事はご理解いただく必要があります。
 

クライミングホールドが劣化するとどうなるのか?

クライミングホールドを屋外に設置した時に一番先に現れる変化は黄変、退色など色の変化です。
白い色がクリーム色がかってきたり、黒が、ダークグレーや深緑などになるなど色が抜けてきたりします。
GCHが独自にテストしたところ、この段階では強度的な問題はないようです。

その後は、分子レベルの結合が弱まるので、もろくなったり、ベタついたりする事が考えられます。
表面にそういった変化が現れたら、ご使用をお止めになる時期になったと考えるべきです。
 

屋外設置のクライミングホールドの劣化を遅くするには

屋外に設置されたクライミングホールドが何年使用可能か、というのは使用環境によって異なります
例えば、近くにコンクリート壁やガラス窓があると反射光の分劣化が早まると考えられますし、設置した壁が南向きで、一日中直射日光が当たるのであれば、同様に劣化が早まると考えられます。
逆に日陰の壁への設置であれば、同じ屋外でも劣化の進行は遅くなります

同様に、直接雨が当たらない壁へ設置することで、劣化の進行を遅くする事が可能です。

上記の様に環境により耐用年数は変わりますので、何年保障、という事は難しいです。
ただ現在進めている実験において、ゴライアス製のホールドは屋外放置3年くらいでは強度的な問題はありませんし、以下の特徴もありますので、屋外設置は出来ます、と言う事ができます。
(施工実績も多数あります)

3年間、日中南向き、雨雪ざらしのGCH製ホールド(強度問題なし)
 

GCHのホールドには劣化の進行を遅くする工夫がある

紫外線吸収剤を添加している(2021.9月下旬出荷分〜)

ゴライアスでは、紫外線による劣化を遅くするUV吸収剤を樹脂に添加しています。
プラスチック樹脂に対する紫外線の影響は必ず出るものですが、これを遅らせる事を可能としています。

水分に強い素材で出来ている

一部の他社製ホールドは、気泡が内部にできやすい”不飽和ポリエステル”や、”希釈率の高いポリウレタン樹脂”を素材としています。空気中の水分がその気泡に留まってしまうので、劣化を早めると考えられます。いずれも低コストな原料です。
これと比較して、ゴライアス製のホールドは素材が高密度ポリウレタン樹脂製で内部に細かな気泡が発生しにくく、水分が侵入しづらい=劣化が遅い、と言う事ができます。
そして、出荷時点の機械的特性が良好なため、劣化して使用不可能になるまでの時間も長くなることが期待できます。
また、ボルト穴のワッシャはほとんどのメーカーが低コストな鉄製なのに対し、ゴライアスではステンレス製を採用しています。プラスチック部の劣化だけでなく、金具部分に関しても錆に強い特性を持っています。

水分を侵入しにくくする、製造工程での追加処理をしている

ゴライアス製のホールドは前述の特徴を持ちながら、さらに製造工程で追加の処理をしています。
このことにより内部へ水分が侵入したり、留まったりすることが少なく、劣化の進行は遅いと考えられます。

屋外にクライミングウォールを設置する方が忘れがちな事があります

屋外設置をしようとしている方が意外と忘れがちなのが、ホールドではなく取り付け面(クライミングウォール)側の劣化です。
特に木製の壁に対してホールドを設置する場合、ホールドよりも先に取り付け面側がダメになります。
クライミングホールドを屋外に設置する際には、取り付け面の劣化にも気を付けていただき、メンテナンスのスパンを短くしてご利用いただければと思います。

おススメコンテンツ

営業日カレンダー

2021年11月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
定休日:毎週日曜日